外壁雨漏りの原因と補修法・業者修理の費用相場を完全紹介

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信頼できる雨漏り業者を探していませんか?

雨漏り業者の中には、高額な修理費を請求する業者もいます。

そこで、

  • 雨漏りの適正相場が知りたい
  • 火災保険を使い安く修理をしたい
  • さらに言えば、自分でDIYできれば..

と考える方もおられると思います。

外壁の雨漏り修理は、早いうちに補修をすれば、約一万円代からの補修費で済みます。

被害が広がると経路が複雑になり特定が難しくなるからです。

この記事では、外壁雨漏りの原因と対処方法、適正相場、さらには、火災保険を使う方法からDIYで直す方法までを紹介します。

この記事を読めば、最低限の費用で雨漏り修理ができる知識が身に付きます。

ようするに、直せない修理業者に高額な費用を払い続ける必要がなくなります。

訪問営業の見積もり内容に違和感を感じている方は一気に読み切ってください。

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監修宅建士


山梨家づくりラボの運営者、TAO。2005年に宅地建物取引士の資格を独学で取得。山梨県内の工務店やハウスメーカー100社以上を訪問し、家づくりのノウハウを学ぶ。「失敗しない、後悔しない、より良い理想の家づくり」をミッションにサイト運営や監修に携わっている。

外壁の雨漏り修理の費用について

外壁の雨漏り修理費用相場

ひび割れ補修7〜35万円
コーキング
補修
5〜10万円
コーキング
打ち替え
10〜30万円
壁下地部分補修12~50万円
外壁塗装60〜170万円
外壁の部分
張替え
25~50万円
外壁の重ね張り
張替え
150〜300万円

雨漏りの修理は、そのままにしておくと症状が悪化し、修理費も高くなります。

できるだけ早い段階で優良な業者に依頼することがポイントです。

外壁の雨漏り修理費用は以下の3点で決まります。

  • 被害の箇所
  • 被害の程度
  • 足場の有無

被害の程度から、コーキングだけの部分修理で済むのか外壁を張り替える必要があるのかでも費用が大きく変わります。また、雨漏りの箇所によって足場を組む必要があるかどうかも費用に影響するポイントです。

被害が少ない場合

被害が小さく部分補修で済む場合は、数万円程度です。ただし、コーキング打ち替えなどを行う場合は、10万円~30万円程度の補修費が必要でしょう。

被害が大きい場合

外壁全体が寿命である場合、外壁の張替えや重ね張りなどをする必要があります。この場合、補修費は150万から300万円程度を見ておく必要があるでしょう。

筆者
筆者

雨漏りを放置して置いても、よくなることはありません。早めの対応が費用の節約に繋がります。

外壁の雨漏り調査費用相場

目視
ドローン調査
3万円まで
散水調査5〜30万円
紫外線発光調査15〜35万円
赤外線調査10~40万円

雨漏り調査の費用は、調査範囲や原因究明方法によって変わります。また、高所など足場設置が必要となる場所では、足場代が必要です。

一般的に、目視、散水調査、紫外線投射発光調査、赤外線調査などの方法で雨漏り調査を行います。目視調査で原因がわからない場合は、散水や赤外線照射を行い原因箇所を特定します。

筆者
筆者

調査をしてくれる会社で修繕を行う場合は、調査費用が無料であることが多いです。

外壁塗装の止まらない雨漏りに火災保険・助成金は使えるか

火災保険

台風や大雨など自然災害が原因で雨漏りが発生した場合は、火災保険が適応されます。

ただし、経年劣化や人為的なものに関しては補償対象外となってくるので、加入している火災保険の内容などを再度確認しておくとよいでしょう。

筆者
筆者

火災保険の申請は災害が起きてから3年以内が期限です。その期限を過ぎると申請自体ができなくなるので注意が必要です。

瑕疵担保責任

新築10年以内の住宅には、瑕疵担保責任という制度があります。

この制度は、万が一、築10年以内に施工会社の責任で雨漏りなどが起こった場合、無料で修理をしてもらえるものです。

筆者
筆者

ただし、第三者的な雨漏り業者に公正な診断を行ってもらわないと、話が思うように進まないことがあります。

外壁の水漏れ補修が高額になったケース

原因が特定できないとき

雨漏りの原因が特定できない場合は、赤外線調査などの高額な調査をする場合があります。調査内容によって機材費や工賃がかかり、費用の負担が大きくなります。

外壁全体の劣化が見られるとき

家を建ててから20年以上経過すると、外壁も経年劣化します。

外壁の変形、ひび割れなどが全体的に大きい場合は、外壁材の張替が必要となります。

外壁材によっては防水性はもちろん、断熱性の高い材質を用いたものもあり、雨漏りだけでなく住みやすさまで改善されるので被害が大きい場合におすすめの方法です。

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外壁の雨漏りについて

外壁の雨漏りとは

外壁の雨漏りとは、外壁のひび、サイディングの反り、サッシなどのシーリング劣化などから起こる雨漏りのことです。

雨漏りというと屋根が原因だと思われがちですが、外壁からも雨漏りが発生し、水の侵入箇所が特定しづらいという特徴があります。

外壁雨漏り修理の流れ

まずは、応急措置などを行い、被害を最小限に留めます。その後、業者に依頼し、調査結果から見積もりをとってもらいます。

次に、必要なら足場の設置を行い、雨漏り補修工事に入っていきます。内装まで傷んでいる場合は内装工事を行うという流れです。

筆者
筆者

雨漏り業者の見積もりは複数の業者へ相見積もりをとるのが一般的です。

外壁雨漏りの修理期間

雨漏り修理の期間は雨漏りの程度によって変わります。

コーキングなど数日~1週間
塗り替え1週間程度
重ね張り1週間~2週間
張り替え2週間~1か月
筆者
筆者

台風等の季節になると業者が忙しくなり、修理までに時間がかかるので、早めの予約が必要です。

外壁の雨漏り調査方法

  • 目視・ドローン調査
  • 散水調査
  • 紫外線投射発光調査
  • 赤外線サーモグラフィー調査

雨漏りの調査方法として上にあげた4つの方法があります。

目視・ドローン調査

外壁のクラック(ひび)やコーキングの劣化など、目視で確認する調査です。また、目視では調査しづらい高所の場合はドローンで調査することもできます。

ドローン調査は業者と一緒に雨漏りの状況を確認することができるので、信頼度の高い調査方法です。

散水調査

散水調査とは、疑わしい箇所に水を流し込み、不良箇所を特定する調査法です。

ただし、高所の調査をする場合、足場が必要となるケースがあるので、調査費用が膨らみます。

紫外線投射発光調査

雨漏りの侵入口と思われる箇所より発光液を流し込み、侵入箇所や経路を特定するものです。

流し込まれた発光液は屋内より紫外線機器を投射することで、青く変色するため、不良箇所の特定ができます。

不要な工事費が要らず経済的な方法です。

赤外線サーモグラフィー調査

外壁の温度差を利用して雨漏り箇所を特定する調査法です。

赤外線カメラで撮影すると雨漏り箇所は温度が低く、青や黒っぽく写ります。不良箇所を可視かできるのが特徴です。

ただ、調査費用が高くなるのがネックです。

雨漏りを放置すると

雨漏りは初期の段階であれば部分修理などの費用(数万円)で済みます。

しかし、雨漏りを放置すると、材質や柱までも痛めてしまいます。傷んだ柱に白アリが集まり二次的な被害になった事例もあるので、雨漏り修理は早急に対処する方が得策です。

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ドローンによる雨漏り調査の事例

1.工場の雨漏り

2.マンションの雨漏り

3.マンションの雨漏り

1.ドローンにより工場内での雨漏りの原因を特定できた事例

引用元:スカイステージ

2.3F建てビルの漏水の原因箇所を特定できた事例

引用元:スタードローン

3.雨漏り発生中のビルの漏水箇所を特定した事例

引用元:株式会社T&T

雨漏り調査にドローンは使えるのか?

ドローンによる雨漏り調査は、上記のうち、赤外線調査です。従来の調査では、地上から赤外線調査を行っていましたが、上層階の調査には精度が劣るというデメリットがありました。

ただ、ドローンは上層階まで飛行ができるため、赤外線調査による高い精度の調査が可能です。また、不良箇所を解析画像で入念に確認することができるので、補修計画などを立てやすいメリットがあります。

外壁から水が滲み出る原因

外壁雨漏り3つの原因

  • 施工不良
  • 経年劣化
  • 自然環境

施工不良

家を建てた工務店の施工不良や、DIYなどによるものです。

誤った知識などによる補修を行うことで、雨漏りが広がる恐れがあります。

経年劣化

経年劣化によるコーキングの剥がれ、外壁材の劣化やひび割れから雨漏りが起こります。

10年を目安に家のメンテナンスをすることがおすすめです。

自然環境

台風や大雨、強風などで、家にダメージを受ける場合です。

この場合、被害を受けてから3年以内であれば火災保険の申請が可能です。

もし、台風後などに雨漏りが起こった場合は、専門の業者に家の状態を確認してもらうことをおすすめします。

雨漏りが再発する原因

  • 経験不足
  • 原因を突き止められていない
  • 誤った補修法を行っている

経験不足

雨漏り修理は経験値が必須です。

例えば、近所の工務店が雨漏り修理を受け持つケースもあります。もちろん建築のプロではありますが、雨漏りのプロではありません。

場合によっては、経験不足から誤った判断を下してしまい、再発に至るケースもあります。

根幹的な修理がされていない

原因を突き止められず、根幹的な修繕がされない場合は、当然再発してしまいます。

雨漏り調査時にしっかりと原因を追及してくれる熱意ある雨漏り業者を選ぶようにしましょう。

誤った補修法を行っている

雨漏り補修の経験不足などから誤った補修を行うケースです。

誤った補修法を行っていると、他の部位にも雨漏りが広がり、何度も再発するといったケースがしばしば見受けられます。

筆者
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雨漏りを専門としている業者や、きちんと原因を追究してくれる熱意ある業者から見積もりをとるようにしましょう。また、再発後のアフターフォローを行ってくれる業者を選ぶと安心ですよね。

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壁からの雨漏り補修をDIYで直す方法

ここからは、自分でできる雨漏り補修の方法を紹介します。一時的な補修方法として活用することができます。

ブルーシート

ブルーシートによる応急措置法です。

見た目は悪いですが、雨漏り箇所にブル―シートなどを張り、風で飛ばないようにしておくことで、一時的な雨漏りを防ぐことができます。

筆者
筆者

ただし、高所での作業は転落の危険性があるため、十分に注意する必要があります。

防水テープ

防水性のあるテープを張り、一時的に雨漏りを防ぐ方法です。

ブルーシートを貼り付ける場合に活用することができます。

筆者
筆者

ただ、1巻1,000円近くし、高額なのがデメリットです。

補修スプレー

雨漏り補修用スプレーは一時的な雨漏りの補修に便利です。

スプレーするとコーティングすることができるので、外壁のひびなどの補修に有効です。

筆者
筆者

ただし、スプレーにより性能や使用できる材質も異なるので使用前に注意が必要となるでしょう。

コーキングによる応急措置

雨漏りの原因箇所にコーキングをすれば、雨漏りを防ぐことができます。

ただし、一般ユーザーがコーキング剤を使っても、雨漏りを防ぐどころか場所によっては雨漏りが広がる可能性もあり、見積もり費用が高くなるケースもあります。

筆者
筆者

できれば、早い段階で専門家に依頼する方が安全で確実な雨漏り補修ができるでしょう。

雨漏り補修のDIYは要注意

  • 転落の危険性
  • 補修により雨漏りが広がる可能性
  • DIYにより見積もり費用が上がる可能性

上記のような点から自力での雨漏り修理はおすすめできません。

手の届く範囲であれば補修しやすいですが、高所であれば転落の危険性があり、非情に危険です。

また、DIYをすることで、根本的な補修に至らなかった場合は、水の経路が変わり、他の箇所から雨漏りを起こす可能性も高いです。

さらには、雨漏り修理を依頼すると、過去のDIY補修が原因で、修理がしづらくなるケースもあります。その場合、最悪、見積もり費用が増すことになります。

雨漏り修理は、早いうちに専門家に依頼することが確実です。

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優良な雨漏り修理業者の選び方

資格を持っている専門業者に依頼

雨漏り診断士など、しっかりと専門の資格を有している業者であれば安心です。

雨漏り診断士は、民間資格ではありますが、雨漏りの知識はもちろん、建物の構造などにも精通している必要があり、全国に1,400名ほどの登録者がいます。

そのような資格保有者が在籍する業者であるかがポイントです。

雨漏り調査をしっかりしてくれる

雨漏りの原因を特定するのは難しいので、経験や知識などが不可欠です。

さまざまな方向から根気よく原因を調査してくれる業者がおすすめです。

屋根や外壁が経年劣化を起こしている場合、予期せぬ経路からも雨漏りしていることもあるので、入念に調査をしてくれる真摯な業者を選ぶようにしましょう。

見積もりの説明がわかりやすい

状況写真付きでわかりやすい見積もり内容であるかもポイントです。

見積もり書に専門用語が並んでいても、不具合内容はわからないはず。もしかしたら、適当に見積もりを出して、言いくるめられている可能性さえあるかもしれません。

ドローンを飛ばして、不良箇所の映像をリアルタイムで確認することができる業者も信頼できるポイントの一つです。

アフターフォロー

雨漏り補修工事が終わったあとのアフターフォローがしっかりしている業者を選ぶことです。

雨漏りの経路は複雑で多岐にわたる場合があります。

万が一のこともあるので無料のアフターフォローがつく業者を選ぶとよいでしょう。

訪問業者は避ける

すべての訪問業者が詐欺ではありませんが、一部、高齢者を狙い、高額な雨漏り修理費用を請求する会社もいます。

トラブルになる可能性があるので、訪問セールス業者などからは見積もりを取らないようにすることです。

悪徳業者の特徴とは
  • 調査が適当
  • 大幅な割引をしてくる
  • 高額工事をすすめてくる
  • 強引に契約させてくる
  • 見積もりの内訳がわからない
筆者
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このような業者にあった場合は、すぐに契約をしないことがポイントです。また、万が一のトラブルを避けるためにも見積もり契約書は必ず書面でもらうようにしましょう。

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外壁の雨漏り補修費用を安くするには

瑕疵担保責任で無償修理する

先ほどもお話しましたが、新築10年以内の物件であれば、瑕疵担保責任から無償修理が可能です。

ようするに、家を建てた建築会社側の施工不良で起こる雨漏りは、建築会社側に責任があるということです。

もし、家を建てて10年以内に施工不良が原因で、雨漏りが起きたと証明されれば、無償で修理をしてもらうことができます。

早急に修理を依頼する

雨漏り箇所の被害が広がらないように早めに専門家に依頼することがベストです。

放置していると、雨漏りが家の電気系統にまで及び、最悪、漏電することさえあります。

被害が大きくなる前に修理をすることで、修理費用を安く抑えることができます

複数の業者から見積もりを依頼する

最後のポイントですが、複数の業者から相見積もりを取ることです。

1社だけから見積もりを取ると、それが適正価格であるかどうかがわかりません。

場合によっては、相場以上の高額見積もりが出されるケースもよくあります。

雨漏り修理に定価はないので、数社から相見積もりを取り、適正価格で雨漏り修理を行うようにしましょう。

外壁の雨漏り調査・修理・塗装見積もりサイト3選

ここからは、外壁の雨漏り調査、修理におすすめの見積もりサイトを紹介します。

街角雨漏り相談所 雨漏り修理業者

街角雨漏り相談所は、急な雨漏り修理に最適なサイトです。

「調査が的確である」、「対応が丁寧だ」などの口コミが多い優良業者が集まるサービスです。

  • 即日対応可能
  • 5年間の無料アフターフォロー
  • 雨漏り現地調査が無料
  • 見積後のキャンセル無料
  • 部分修理は13,500円〜

5年間無料アフターフォロー

部分修理は13,500円〜

雨漏り修理110番 雨漏り修理業者

雨漏り修理110番は、急いで雨漏り修理業者を見つけるのに適したサイトです。

「作業員の対応がよかった」、「マナーがしっかりしている」、「雨漏りが完全に止まった」などの口コミが多い定評のサービスです。

また、利用者も多く、人気のサービスです。

  • 累計お問い合わせ件数500万件
  • 部分修理が原則27,500円〜
  • 東証上場企業による安心運営
  • 調査・見積り原則無料

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まとめ

今回は、外壁からの雨漏りの原因と対策、修理費用の相場を紹介しました。

最後に一つだけ覚えていただきたいことは、雨漏りが起きたら、自分で修理をせず、被害が広がる前に、雨漏りの専門家に連絡をすることです。

応急措置は必要ですが、間違った補修法を行うことで、雨漏りが広がる可能性もあるので注意するようにしましょう。

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