【PR】
\45秒で無料一括見積もり/
鉄塔点検にドローン導入を考えているが、
どのようなメリットがあるのか?
逆に、どのような課題があるのか?
安全面などの問題を解決できるのか?
このように考えていませんか。
ドローン導入で、今の課題(人材・安全面など)の多くは解決することができます。
その理由は、ドローン技術の進化が早いからです。
ドローン導入で、
- 安全な点検ができる
- 工期を短縮できる
- コストを削減できる
- 不具合箇所の経過を確認できる
などのメリットがあり、導入の価値は十分あります。
この記事では、ドローン導入のメリット・デメリット、費用などを紹介したいと思います。
読み進めれば、自社でドローンを導入すべきかどうかを判断できるようになります。
つまり、最適な予算の使い方をすることができるので、人材育成や、顧客開拓などの分野に力を入れることができます。
ドローン導入で二の足を踏んおられる方は、迷わず読み進めてください。
\無料一括見積もりスタート/
鉄塔点検(送電網)
鉄塔点検(送電網)とは
鉄塔と送電線は、長期間、厳しい自然環境にさらされているため、部材が劣化し支障をきたす恐れがあります。鉄塔点検はそのような異常箇所がないかを確認するための点検です。
具体的には、部材の錆、腐食、ボルトの脱落がないかなどの確認とともに、鉄塔の建て替え、送電線の張替なども行う高所作業です。
鉄塔点検の課題
高所作業である
鉄塔点検は先ほども述べましたが高所作業で危険性を伴う仕事です。
鉄塔に登り、「がいし」などをはじめとした設備の点検を行うので、熟練した技術や強靭な体力が必要です。
慢性的な人材不足
先ほども言いましたが、危険を伴う仕事でもあるので、近年、就業者が定着せず、深刻な人材不足に悩まされています。
作業員の高齢化
とくに、若年層の就業が定着せず、作業者の高齢化が進んでいるので、技術の伝承が行われにくい状況となっています。
新技術の到来
鉄塔点検におけるこれらの課題を解決するために、近年、ドローンが注目を浴びています。
ドローンによる点検業務の特徴は、人に変わって高所作業ができるようになった点です。
例えば、テラドローン株式会社では、AIを搭載した自動鉄塔点検システムを導入し、人による作業の省力化に成功しています。
電線と電線との間を絶縁するために用いる器具のこと。上記動画を参照してください。
鉄塔点検にドローンを導入するメリット・デメリット
メリット
- 安全に点検できる
- 効率的である
- コストを削減できる
- 高精度なデータを取得できる
- 自動巡行が可能
デメリット
- 送電網から30m以上の距離
- 電波が届かない
- 天候に左右される
- バッテリー駆動である
鉄塔点検にドローンを導入するメリット
安全に点検できる
まず、ドローンによる鉄塔点検は、従来の点検方法よりも安全であることです。
感電や転落といった重篤なリスクを大きく避けられることが、最大のメリットです。
効率的に作業が進む
ドローンによる鉄塔点検は、従来であれば、鉄塔のある山間部まで重量物などを担ぎ、鉄塔に登り作業という肉体的負担がありました。
しかし、ドローンを活用することで、作業者の労力負担が大きく減るので点検が効率的に進みます。
コストを削減できる
従来の鉄塔点検は人による目視やヘリコプターからの動画撮影を必要としてきました。
ただ、ドローンを使うことで、ヘリコプターや作業員の数を減らすことができるので、大きなコストダウンにつながるというメリットがあります。
高精度なデータを取得できる
ドローンには高精度カメラが備え付けられているので、不具合箇所の映像を高解像度で撮影することができます。
また、自動で錆などを検知するアプリを利用することで、精度が高い点検が可能です。
自動巡行が可能
いくつかの電力会社とドローン会社では、送電線と適切な距離を自動で保ちながら自動巡行してくれるシステムが導入されており、今後より一層人による点検作業が減って来ると思われます。
鉄塔点検にドローンを導入するデメリット
送電網から30m以上の距離
航空法には、衝突防止のためドローンと物件との間の距離を30m以上確保しなければならないという法規があります。
なので、鉄塔・電柱・電線などの点検において、手動での操縦は高い技術力を必要とされます。
ただし、ここ最近では、電線を追従してくれる自動巡行システムが導入されつつあります。
電波が届かない
山間部などに立つ鉄塔は機体とプロポとの通信が不安定になりやすいです。
そうなった場合、最悪、機体は墜落事故を起こしかねません。
ただし、ここ最近では、
4G(LTE)回線を搭載したドローンも登場しており、安定した飛行が可能となっています。
また、4G回線を利用した遠隔での実証実験も行われており、今後のドローンの進化に期待が高まっています。
天候に左右される
ドローンは電子部品の塊なので雨に弱く雨天時は使えません。また、鉄塔付近は風が強く、風に煽られる危険性があるので、天候に影響されやすいというデメリットがあります。
バッテリー駆動である
送電線間は、距離があるので、バッテリーが持続しなけば点検しにくいというデメリットがあります。
一般のものであれば、40分程度の持続時間。
産業用モデルであれば、50分程バッテリーが持続する機体もあります。
また、エンジンとモーターのハイブリッドタイプのドローンであれば、140分近くバッテリーが持続する機体もあり、将来的に寿命も伸びていくものだと考えられます。
ドローンによる鉄塔点検の費用
ドローンによる鉄塔点検の具体的な費用を公表している会社は見当たりませんでした。具体的な費用に関しては、1社ずつ問い合わせをするか、一括でまとめて見積もり依頼ができるサービスを使うとよいでしょう。
見積内容は点検規模や内容、場所によって大きく異なるので、複数の会社に見積もりを依頼して費用を比較してみるとよいでしょう。
まとめ
鉄塔点検(送電網)にドローンを導入すれば、安全面、人材面、点検品質の均一化など、さまざまなメリットがあります。逆に、天候面やバッテリー持続時間などの課題もありますが、ドローン関連の進化も早いので、これらの問題も解決に向かっていくでしょう。