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- 新築から10年以上立つから屋根の状態を見たい
- 大雨や台風、地震後の屋根の状態が気になる
- リフォーム直後の屋根の状態をチェックしたい
ただ、業者に依頼すると高そうだから、できれば自分で飛ばしたい、と思っていませんか?
結論から言うと、
自分でドローンを飛ばす方がコストがかかります。なぜなら、ドローンの機体費用より、ドローン点検業者に依頼する方が安く済むからです。
この記事では、そんなドローン屋根点検業者の費用相場や選び方、業者に依頼するメリット・デメリットも含めて徹底解説します。つまり、読めば、最大3万円の費用だけで屋根の不安がなくなります。
- 屋根点検のためにドローンを買って自分で点検しようかと思っている方は迷わず読み進めてください。
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屋根点検を自分で行うデメリット
屋根点検を自分で行うのは、危険なのでやめることをおすすめします。
確かにドローン操縦は免許がなくとも飛ばせますが、航空法などの法規を知らないと、
最悪、罰則を受けます。
また、自分でドローンを買って屋根の点検をする場合、10万円以上のコストがかかりますが、屋根点検業者に依頼をすれば約3万円程度で屋根点検が済むので、専門家に依頼する方がメリットがあります。
さらには、ドローンを飛ばしても専門知識がない場合、建物の判断ができません。結局は、点検業者を依頼する事になるので二度手間となるでしょう。
屋根点検は専門家に任せる方が安くつく
ドローン屋根点検の費用相場
さっそくですが、 ドローン屋根点検の料金相場を紹介します。
触診点検 | 5万円ほど |
ドローン点検 | 0.5〜3万円ほど |
専門業者による屋根の触診点検と比べて、ドローンによる屋根点検費用の相場は、5千円から3万円ほどです。
ただ、無料で点検ができるという屋根業者もいます。その場合、その業者を利用することが前提となっており、点検費用自体は無料ですが、工事費用に点検費用が含まれている場合がほとんどです。さらには、業者を一社だけに絞ると相見積もりがとれないので、比較的高い費用で契約することになり、あとでご近所さんに費用を聞いて後悔してしまうことになりかねません。
ドローン屋根点検費用相場は、5千円から3万円ほど
無料点検は工事費用に含まれているので安いわけではない
業者を1社に絞ると見積もり費用が高い
一般的に屋根の点検は5年~10年に一回実施した方がいいと言われています。というのは、瓦屋根の寿命は50年程ですが、最近の台風や地震などにより、棟板金が飛んだり、瓦がずれたり、割れてしまうことがあるからです。さらには、そこへ雨水が侵入すると雨漏りへと繋がり高額な修理費がかかってくるからです。
雨漏りの修理は約5万円~50万円とも言われています。
定期的な点検と、ダメージの少ない修繕で大規模な屋根修理をなくし、修理費を節約することができます。
- 自然災害などによる屋根のダメージは、火災保険が適用されるケースがあります。
ドローンで屋根点検をする5つのメリット・デメリット
メリット
- 点検料金が安い
- 屋根が傷まない
- 落下リスクがない
- 屋根の状態を一緒に確認できる
- あらゆる屋根に対応
デメリット
- 場所によっては点検できない
- 目視点検より正確性が落ちる
- 天候が悪いと点検できない
- すぐに処置ができない
- 近隣に迷惑がかかる場合がある
ドローンで屋根点検をする5つのメリット
点検料金が安い
ドローンなら点検料金が安く済みます。業者にもよりますが、5千円程度から点検が可能です。もし足場を組むことになると、人手や工期がかかり、費用が増大します。ただ、
- ドローン点検なら、一人で点検できるので、余分な人件費がかからず、安くすみます。
また、相場を目安に相見積もりを取れば、さらに費用が下がる可能性が高いので、点検費用を抑えたい方にとって魅力的な方法です。
屋根が傷まない
ドローン点検なら、業者を屋根に上がらせずに点検できるため、下手な業者に屋根を割られるリスクもなく安心です。台風や地震で弱った屋根は意外ともろいものなので、人の重みであっさりと割れてしまうことがあります。ドローンを活用すれば屋根に重荷をかけることなく点検ができます。
落下リスクがない
屋根職人はさまざまな環境で屋根に登るので、最悪、足を滑らせてしまうこともあります。ただ、ドローンを使えば、人を屋根に上げる必要がないので、余計な心配をすることもなく、安心して見積もりをとることができます。
屋根の状態を業者と一緒に確認できる
ドローンによる屋根点検は業者と一緒に屋根の状態を確認できるので、点検商法のような詐欺業者を避けることができます。
「このままだと瓦が台風で飛んでご近所に迷惑がかかる」などと不安を煽り高額な工事費用を請求する詐欺商法です。国民生活センターなどには、年間3,000件近い相談が寄せらており、特にご年配の方がターゲットになりやすい傾向があります。
あらゆる屋根に対応
中には急こう配な屋根や複雑な形状の屋根もありますが、ドローンを使えば、どのような屋根であろうとかんたんに点検ができます。例えば、急こう配でそれなりの点検費用がかかっていた場合でも、安く済むので、財布の負担を減らせるのがポイントです。
ドローンでの屋根点検は普及し始めていますし、外壁点検に至っては、目視と同等以上に信頼がある点検です。しっかりとした業者に調査してもらえるのであれば、導入する価値は大きいと言えるでしょう。
ドローンで屋根点検をする3つのデメリット
場所によって点検ができない
- 空港周辺
- 150m以上の上空
- 人口集中地区の上空など
ドローンを飛ばすのに許可、承認が必要となる場所があります。ドローン点検業者であれば、許可・承認をもらいやすい傾向にあります。ただ、自分で点検しようとすると、申請が下りない場合もあるので、信頼できるドローン点検業者に任せるほうが得策です。
参考:国土交通省 飛行禁止区域
触診点検より精度が落ちる
ドローンのカメラ精度は年々高くなっていますが、それでも人による触診や、目視による点検よりは精度が落ちてしまいます。また、カメラ映像の状況や環境によっても判断がしづらいこともあるので、ドローンによる点検は万能でありません。
天候が悪いと飛ばせない
ドローンはCPUなどを積んだ精密機械ですので、雨はもちろん、風が強くても飛行が困難な場合があります。一般的に、風速5m/s以上の場合は安全を確保できないため飛ばさない会社が多いので、前もって予備日を設定しておくとよいでしょう。
すぐに処置ができない
一般的なドローンには屋根の不具合を直せる技術がありません。なので、雨漏りなどの緊急性がある場合は、雨漏り専門業者などに依頼する必要があります。
近隣に迷惑がかかる場合がある
ドローンによる屋根点検をする場合、騒音やプライバシーの問題があります。まず、プロペラの音を不快に感じる方もいますし、近隣にしっかりとした説明をしておかなければ、ご近所とのトラブルに発展しかねません。最低でも、そのような配慮をしてくれるドローン業者を選ぶ事がポイントです。
ドローンによる点検は、必ずしもメリットばかりではないということですね。
ドローン屋根点検を依頼する(見積もりをとる)流れ
- ドローン屋根点検業者を探す
- ドローンが使用できるかを確認
- ドローン屋根点検業者の決定
- 点検日時の確認
- ドローン点検実施→雨の場合は延期
- 点検結果の報告
ドローン屋根点検業者を探す
ドローンで屋根点検を行う場合、以下の二つの見積もりサービスがかんたんです。
屋根の修繕業者に特化したサービス、リショップナビであれば、ドローンを使える業者とそうでない業者、両側面から業者を探すことができます。逆に、ドローンガイドは、ドローン点検業者に特化した一括見積もりサービスです。
ただし、老舗の屋根屋さんもしっかりと登録しているので、リショップナビとドローンガイド、両方から相見積もりを取り、より多くの会社と見積もり比較をすることで費用を下げることができます。
ドローンが使用できるかを確認
屋根点検業者サービスからドローン点検業者を選ぶ場合、ドローンが使えるかどうかを問う必要があります。ドローンが使えなければ、点検費用がそれなりにかかるので、見積もり前にヒアリングをするとよいでしょう。
また、先ほどと重複する内容ですが、あなたの住んでいるところが、何かしら飛行許可申請が必要な場所であるかも聞く必要があります。この場合、許可申請が下り、点検実施までどの程度時間を要するのかも聞いておくとよいでしょう。
ドローン屋根点検業者の決定
ドローンガイドや、リショップナビなどを使い、相見積もりをし、屋根点検業者と契約を交します。
点検業者選びのポイントは、以下で詳しく説明しています。
点検日時の確認
屋根点検の実施日の確認です。ドローンは雨風に弱く天候に左右されるものなので、本番日と予備日を設定しておくことで当日の悪天候に備えることができます。
ただし、予備日の設定に費用が掛かる業者もいるので、そのあたりもしっかりとヒアリングしておく方がよいでしょう。
ドローン点検実施
当日、ドローンで屋根点検をしてもらいますが、屋根の状態を業者とモニターで確認するため、点検日をしっかりと予定に入れておくようにしましょう。
また、悪天候の場合は予備日に変更となるので、そのあたりも業者と話し合うようにするとよいでしょう。
点検結果の報告
最後に、点検結果の報告を受けます。その際の報告書などはしっかりと保存しておくとよいでしょう。報告書のデータは、修繕のポイントとなったり、次の点検時期や劣化具合を判断する指標となるので無くさないようにしておきましょう。
ドローンで屋根点検をする場合、飛行許可が必要かどうかがポイントです。東京都のような人工密集地区の上空を飛行させる場合、航空法に基づいた飛行許可申請が必要となり、許可されるまでに時間がかかります。
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ドローン屋根点検会社選びのポイント5選
近隣であること
場合によっては遠方だからと適当な対応をする会社もないわけではありません。物理的距離が近ければ交通費などの費用も安くなりやすいです。また、近隣であれば、万が一の際にもすぐに対応してくれるので安心感があります。
保険に加入しているかどうか
安全面での対応は注意すべき点です。とくに、墜落や激突など何らかのトラブルが起こった際に頼れるのが保険です。
ドローン保険はさまざまなタイプがありますが、点検内容に応じた保険に加入している業者であれば安心です。どのようなタイプの保険に加入しているか、見積もり時にヒアリングしておくとよいでしょう。
操縦者の技術
近年、屋根点検アプリなどの登場もあり、自動操縦技術などが発展していますが、いざというときの手動操作は必要です。一概には言えませんが、一つの目安として、操縦者の総飛行時間などを基準に検討してみるのもよいでしょう。
専門性
ドローン業者であれば、ドローンに精通していることが大切なファクターです。ただ、点検をするのであれば点検対象に対する専門性が必要です。
屋根点検であれば、建築などの専門性を持ち合わせているかも業者選びのポイントとなるでしょう。
評判はどうか
最後に、評価です。口コミ記事などでどのような口コミが掲載されているかもポイントです。良い口コミだけでなく、悪い口コミなども参考に業者を見極めていくとよいでしょう。
中でも、安全性は最優先です。屋根の状態が把握できたとしても、ご近所のガレージに不時着させてしまったら何の意味もありません。最低限、安全、法規を厳守する業者を選ぶようにしましょう。
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まとめ
ドローン屋根点検の料金は、業者が屋根に登る触診で5万円ほど、ドローンを使えば、5千円~3万円ほどで点検できます。
ドローン屋根点検の失敗しない選び方は、見積もりを比較することです。ドローンガイドのような一括見積りサービスを使えば、屋根点検業者をかんたんに比較することができるので、屋根・外壁塗装業者比較サービスと合わせて相見積もりをとるとよいでしょう。