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近年、自然災害の増加に伴い、屋根の損壊が増えています。火災保険を活用して屋根修理を行う際は、迅速かつ正確な被害調査が求められます。その方法として最近注目を集めているのがドローン調査です。
ドローンを用いることで、短時間で広範囲の屋根を詳細に点検することが可能です。また、高解像度の映像データから損壊箇所を的確に把握し、保険申請に有効な証拠データとして提出することができます。
この記事では、火災保険を利用した屋根修理に最適なドローン調査のメリット、そして、火災保険の申請方法までお伝えします。 火災保険を利用し、屋根修理を考えている人はぜひ参考にしてみて下さい。
火災保険で屋根修理を行う際に、ドローンを使う3つの理由
ここでは、屋根調査にドローンを使うメリットについて紹介していきます。
- 安全でスピーディーに点検
- 保険申請に有効な証拠データが得られる
- コストが抑えられる
安全でスピーディーに点検
従来型の屋根点検では、足場を組んだり、特殊車両を使っての大掛かりの点検が行われてきましたが、調査にドローンを使うことで時間と手間を省きながら、点検を行えるようになりました。また、高所作業もドローンを使うことで、安全な点検が可能となりました。
保険申請に有効な証拠データ
ドローンで撮影した解析画像や写真は、火災保険申請の際に必要となる有効な証拠となります。
コストが抑えられる
先ほどもお伝えしましたが、極力、足場を組んだりする必要がない分、コストが減り、実際の工事費用の見積もりも変わってきます。
ドローン屋根点検のメリットについてはこちらをどうぞ。
ドローン屋根点検の料金相場は?いくらが適正?屋根修理を火災保険に申請するための5つの条件
ここからは、屋根修理を火災保険で申請するための条件に付いて紹介していきます。
- 自然災害であること
- 対象の被害から3年以内であること
- 保険補償内容の被害であること
- 屋根修理の費用が免責金額以上であること
- 故意な過失や損害ではないこと
自然災害であること
まず、条件の一つ目として、自然災害であることが条件です。例えば、台風や強風による屋根材のはがれ、棟の瓦や板金の飛散、雪の重みによる雨樋の破損、雹による雨樋に穴が開くなどである場合は補償の対象として扱われます。
なので、経年劣化による破損などは、補償対象外となります。
対象の被害から3年以内であること
被害から3年以内に保険申請を行う必要があります。災害発生から3年を経過すると火災保険の適応外となるので注意が必要です。
保険の補償内容にある被害を受けていること
保険の補償内容に屋根修理が入っているかを確認するようにしましょう。そもそも補償内容にない被害であれば補償の対象外となるので、まずは、どんな保険で、屋根の修理が補償内容にあるものなのかを把握する必要があります。
屋根修理の費用が免責金額以上であること
保険料は、免責金額以上でないと保険金は支払われません。保険会社の契約内容によっても免責金額は異なりますが、例えば、免責金額が20万円で、修理費用が18万円となった場合は、保険金は支払われず、全額自己負担となります。
故意な過失や損害ではないこと
意図的に屋根を破損させたりし、保険を利用しようとする行為は補償対象外となるだけでなく、法令違反となるので注意が必要です。
今、お話した5つの条件を、まずは満たしていることが火災保険を使って屋根修理を行うための前提条件です。
火災保険を申請して屋根修理をするときの具体的なステップ
- 保険会社へ連絡し、保険申請書類をもらう
- 屋根修理業者で点検してもらい、見積もり書をもらう
- 書類の作成(保険金請求書・事故状況説明書)
- 保険会社へ書類を送る
- 承認結果通知
- 保険金の受取
- 工事契約
火災保険の申請に必要な書類は?
書類 | 入手先 | 送付先 | 内容 |
---|---|---|---|
修理見積書 | 業者 | 保険会社 | 屋根修理の見積もり |
被害箇所の写真 | 業者 | 保険会社 | 屋根の損壊状況の写真 |
保険金請求書 | 保険会社 | 保険会社 | 保険金申請書類 |
事故状況説明書 | 保険会社 | 保険会社 | 記載すると保険金請求がスムーズに |
火災保険の申請というと難しく聞こえますが、大まかにいうと、火災保険申請に必要な書類を集めて、提出しているにすぎません。その提出のために屋根の修理見積もりを出し、被害箇所の写真をもらったりするわけです。
屋根の修理で火災保険を上手に利用するためのコツ
ここでは、火災保険を使い、屋根修理をスムーズに行うためのポイントを紹介します。
- 保険内容の確認
- 保険会社にすぐに連絡
- 損害箇所の記録
- 一緒に確認する
- 詐欺に注意
保険内容の確認
屋根の修理が自然災害であり、補償対象内であることを確認をしましょう。また、免責金額(自己負担額)を確認しておきましょう。
保険会社にすぐに連絡
何らかの自然災害が起きた時は、家屋(屋根など)の状態を把握することが大切です。そして、もし、異常を発見したのであれば、まずは保険会社に連絡するようにしましょう。なぜなら、災害発生から3年以上経過すると火災保険の対象外となるからです。
損害箇所の記録
屋根点検業者に依頼し、損害箇所の確認をしてもらいますが、これは火災保険申請の有力な証拠写真となるので、ドローンなどを使い、精度が高い映像を録画してもらうようにしましょう。
詐欺に注意
屋根の点検には、ドローン点検商法などと呼ばれるものなど、悪質な業者が多いので、十分注意するようにしましょう。
対策としては、複数の業者から、相見積もりを行うことで、不自然な高額請求業者を避けることができます。また、ドローン点検業者であれば、業者と一緒に屋根の不具合箇所を映像で見ることができるので、故意に破損をさせるような悪質業者を避けることができます。
事例
80歳代の父親が、自宅を訪れた業者から、「無料でドローンを飛ばして屋根の状態をみますよ」と言われ、無料だからと屋根を見てもらった。その後、業者から「保険で自己負担ゼロで修理できる」「保険業者変えるなら紹介する」などと言われ不審に思い、センターに相談した。
大阪府豊能町公式サイト
数日前、昨年度の地震・台風の調査をしているという業者から「負担額なく屋根の修理ができる」と言われたので、屋根の状態を見てもらった。状態を見るために、屋根の写真を撮られたところ、「屋根が傷んでいる」というので、よくわからないまま工事契約書と保険請求代行申込書に署名した。契約書面は渡されていない。業者から取り寄せた工事の見積書は合計で約100万円となっており、また解約すると保険請求代行契約の違約金として保険金の30%を支払うこととなっている。解約したいが、どうすればよいか。
大阪府豊能町公式サイト
悪質な業者の中には、「近くで屋根の無料点検を行っている」などと訪問し、屋根に登り、故意に屋根を破損させて、不安を煽り、高額の工事費を請求する業者がいます。
また、「保険金で修理費が0円になる」などの謳い文句で、保険会社に虚偽の申請をさせる業者もいます。これは、業者だけでなく申請をした本人も法令に触れるリスクがあるので十分注意するようにしましょう。
屋根修理を得意とするおすすめのドローン点検業者3選!
屋根の修理業者を探すには、地域で探すのが一番です。ここでは、東京、大阪、福岡と3拠点に絞ってドローンを使える屋根点検業者を紹介します。
また、ドローンガイドを使えば、かんたんに全国のドローン屋根点検業者を調べることができます。
ドローンガイドの口コミと感想|点検業者一括見積もりサイト【徹底解説】東京
東京を中心に屋根の製造、販売、工事を行う会社です。創業昭和26年から屋根にこだわり続けて、年間1000件の相談を受けており、実績はHPに日々綴られています。
社名 | 株式会社 石川商店 |
所在地 | 東京都品川区荏原2丁目2番地3号 |
連絡先 | 03-3785-1616 |
事業内容 | 屋根工事業 |
大阪
住宅、工場、倉庫に至るまで、完全自社施工で屋根改修工事を行っている会社です。雨漏り修理件数1,000件以上もの実績を保有する信頼できる会社です。
社名 | ムトウ産業株式会社 |
所在地 | 〒566-0021 大阪府摂津市南千里丘2-15 |
連絡先 | 06-6318-5461 |
事業内容 | 屋根工事業、板金工事業 防水工事業、塗装工事業 外壁サイディング工事業 |
福岡
全国に代理店を持つドローン建物点検専門の会社です。屋根点検を始め、福岡県庁の点検も行う調査実績1,000件以上ある会社です。
社名 | ドローンチェック株式会社 |
所在地 | 福岡県福岡市西区今宿駅前1丁目 15−18マリブ今宿シーサイドテラス |
連絡先 | 092-287-8300 |
事業内容 | ドローン点検事業 |
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全国緊急対応可能な事業所
全国6,700件の事業所が加盟するハウスメンテナンス事業所です。雨漏りの部分修理だけから対応可能です。
社名 | シェアリングテクノロジー株式会社 |
所在地 | 〒450-6319 愛知県名古屋市 中村区名駅1-1-1 JPタワー名古屋19F |
連絡先 | 050-3507-1360 |
事業内容 | ハウスメンテナンス仲介事業 |
全国に加盟事業者がいるので、いつでもどこでも急な屋根修理でも対応してくれます。保証期間内であれば何度も工事してくれる責任ある事業所です。
社名 | リペアリーフ |
所在地 | 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-28-15 渋谷S野口ビル10F |
連絡先 | 050-3177-5167 |
事業内容 | ハウスメンテナンス関連仲介コールセンター運営 |
まとめ
火災保険で屋根修理の調査を行うにはドローンが最適です。今や、老舗の屋根屋さんも積極的に取り入れているツールですので安心して依頼することができるでしょう。
特に、以前のような足場を組んだり、特殊車両を用いて大掛かりに調査する必要もなく、保険申請に重要な屋根の損害部位を精度が高い証拠画像として提出できる大きなメリットがあります。
ただ、火災保険で屋根修理を行い際の条件は、自然災害であること、被害から3年以内であること、そもそも保険の補償範囲内の被害であること、屋根修理の費用が免責金額以上であることと、故意な過失でないことの5つが必要です。
そして、火災保険を申請して屋根修理をするステップとして、まずは、保険会社へ連絡すること、次に、屋根修理業者に見積もりをもらう、そして、保険会社へ必要書類を送付し、結果を持ち、保険金を受取り、修理業者に修理を依頼するという流れに従っていきます。
最後に、火災保険を利用して屋根の修理を行う際に、一番注意が必要なことは、詐欺業者です。ここで挙げた業者は信頼できる業者ですが、中には、悪質で、いきなり訪問をして、不安を煽り、高額な屋根修理を契約させる商法も流行っているので十分注意が必要となるでしょう。