12条点検は業者選びで安くなる!おすすめ3会社と費用相場を紹介!

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令和4年、建築基準法改正でドローンによる赤外線調査は、人による打診調査と同等以上のの精度があると認められました。以来、12条点検でも、屋上、外壁、屋内調査に利用されはじめています。12条点検は、建物の安全を維持するための重要な定期点検です。ただ、選ぶ業者によっては費用が大きく変わってきます。

この記事では、12条点検の費用相場を紹介するとともに、点検費用を安く抑えるポイント、そして、おすすめドローン点検業者3社を紹介します。12条点検の業者選びで迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

参考:国土交通省「建築基準法改正」

この記事がおすすめな方

・12条点検の費用相場を知りたい

・12条点検業者選びに迷っている

・おすすめの点検業者を知りたい

12条点検とはなにか

12条点検

建築基準法に基づく12条点検とは、建築物の安全を維持するためにできた法定点検のことです。建築物の所有者や管理者は建物の老朽化などによる事故や災害を防ぐために点検結果を報告する義務が課せられています。この報告を怠ると100万円以下の罰金に処される対象となるので注意が必要です。

12条点検の対象建物

12条点検の対象となるものは、病院、福祉施設、学校、劇場、百貨店、ホテル、体育館、駅などの特定建築物です。ただ、自治体により、対象の建築物が異なってくるので、点検の対象の地方自治体に確認する必要があるでしょう。

参考:厚生労働省建築物衛星

12条点検の検査内容と時期

12条点検は大きく分けて4つの検査に分けられます。特定建築物、建築設備、防火設備、昇降機の4つです。それぞれの事例と検査頻度を表にしました。

対象頻度
特定建築物3年に1回など地盤 建物外部 屋上や屋根
建物内部 避難施設 
非常用侵入口
建築設備毎年など換気設備 排煙設備 
給排水設備照明設備
防火設備毎年など防火扉
防火シャッター
耐火クロスクリーン
昇降機等毎年などエレベーター
エスカレーター
筆者
筆者

12条点検は法令です。点検を行わなかった場合は、100万以下の罰金に処されます。ただ、罰金というより、事故を起こさないように点検をするのが目的です。建物の所有者や管理者の義務なので、忘れず点検を行うようにしましょう。

12条点検の費用相場

特定建築物調査と建築設備調査の 一般的な点検費用を表にしました。一つの目安として参考にしてみて下さい。

延床面積特定建築物定期調査建築設備定期調査
共同住宅その他共同住宅その他
~1,000㎡3万円~6万円~3万円~3万円~
~2,000㎡4万円~8万円~3万円~4万円~
~3,000㎡6万円~9万円~4万円~5万円~
~4,000㎡7万円~10万円~4.5万~5.5万~

※12条点検は業者によって費用が変わってきます。

12条点検の費用は建築物の用途、築年数、延床面積などで決まります。そして、これらの調査する項目が多い建築物は、当然、人も必要ですし、時間もかかるので、コストも上がります。これらの費用に加えて、業者により、交通費や諸費用などもかかってくるので、正確な費用を知るには、見積もりが必要となってきます。

12条点検を安く抑えるポイント

ここからは、12条点検を安く抑える方法について紹介します。12条点検を安く抑える方法は3つです。

  • 近隣から探す
  • ドローンで12条点検を行うする
  • 点検会社を相見積もりをする

近隣から探す

当然といえば、当然ですが、近隣の業者を利用することです。遠方から業者を呼ぶ場合、交通費が必要となってきます。それらを考えながら、できるだけ近隣の業者に依頼することがまずは、ステップ1です。

ドローンで12条点検を行う

従来型の点検方法と比べ、ドローンで点検することのメリットは、安全面、点検期間の短縮、そして、コスト面です。外壁や屋上など足場を組んでの打診調査は、正確ですが、時間もコストもかかります。それに比べて、ドローンによる点検は早ければ半日で現場点検が終わることさえありますし、その分コストも大きく下がります。

点検会社を相見積もりをする

12条点検をドローンで行うと決めれば、次は、ドローン業者の相見積もりを取ることです。点検会社選びは、ドローンガイドのような一括見積もりサイトを利用して数社に見積もりを出します。その中で、条件、費用を比較検討し、契約をするのが一般的です。12条点検はそれなりの値段なので、1社だけを見て判断するのは大きな機会損失とも言えるでしょう。

筆者
筆者

補足ですが、ある程度の知識量がないと余計なコストが見積もりに発生することになるので、事前に見積もり費用の内訳の事例などを知っておいたほうがよいでしょう。

おすすめのドローン点検業者3選

一般社団法人日本耐震診断協会

耐震補強工事を専門とする機関です。ドローンによる外壁調査から、ロープによる打診、赤外線調査まであらゆる方法で調査を行う機関です。補強工事までワンストップで行ってくれます。

社名日本耐震診断協会
所在地〒102-0083 東京都千代田区麹町
1-6-9 DIK麹町ビル5F
連絡先03-6272-6985
事業内容建造物の耐震診断
耐震補強設計建造物の
あらゆる調査業務
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株式会社 大阪建物病院

関西を中心に赤外線外壁調査を行う会社です。大手管理会社から行政庁まで実績が豊富で調査に特化した会社です。

社名株式会社 大阪建物病院
所在地〒661-0974兵庫県尼崎市若王寺
3丁目30番24号
連絡先06-6491-6130
事業内容外壁調査業務
赤外線漏水調査
定期報告業務
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株式会社ドローンメイト

福岡を拠点とした外壁調査の会社です。赤外線調査会社なので、工事提案の診断ではなく、一級建築士による公正な診断調査を受けることができます。

社名株式会社ドローンメイト
所在地〒812-0011福岡県福岡市博多区博多駅前
1丁目23番2号ParkFront博多駅前1丁目5F-B
連絡先092-600-2699
事業内容外壁調査業務
赤外線調査コンサルティング
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まとめ

12条点検は業者選びを間違えると、お金の無駄使いになることはおろか、点検不良などによる大きな事故につながりかねません。ただ、逆に言えば、業者選びを変えるだけで、安全面や法令面はもちろん、長く建物を維持できるだけでなく、コストを半分以下にまで落とすことができます。

そんな12条点検を安く抑えるポイントは、まず、ドローン調査を行っているかどうかです。ドローンによる調査は、令和4年の建築基準法改正により市民権を得てから、徐々に普及し始めています。なぜなら、ドローン調査が、足場を組むような打診調査と同等以上の精度があると認められたからです。精度が同じであればコストがかからない方が得策だということです。

そして、二つ目は、複数の業者から相見積もりをとることです。ドローンガイドのような一括で複数業者の見積もりを取れるサービスを使うと便利で、見積もり内容からアフターサポート、コスト面まで比較検討できるからです。

これらドローンによる12条点検を実施している業者は、日本耐震診断協会、大阪建物病院、株式会社ドローンメイトなどです。どの企業も建築だけでなく、ドローンに精通している企業なので、安心して点検を任せられます。

また、費用相場に関しては、建築物の用途、築年数、延床面積などで、おおよその費用が決まります。ただ、これらに、オプションや交通費、解析費用、諸費用などが業者により加算されていくので、相場がすべてではなく、見積もりをするときの参考程度に見ておくことがよいでしょう。

最後に、12条点検は、建物の保全、安全面はもちろん、建物を利用する方々からの信頼も得られるものなので、できるだけ精度の高い点検をしてくれる業者選びが大切となってくるでしょう。